肥満に効果的な漢方の選び方

一般的な症状や対処法について

「すぐお腹が空く」「間食しがち」ということはありませんか？
必要以上に食べ過ぎることで、その結果、代謝が追いつかなくなり、胃腸の働きが乱れ便秘になったり、特にお腹まわりを中心に余分な脂肪が蓄積することに。
肥満症は摂取エネルギーが消費エネルギーより多い状態が続くことで起こります。
肥満を解消するには、「新陳代謝を上げる」ことがポイント。その方法は、消費エネルギーを増やすこと。また食欲を抑えることも摂取エネルギーを減らすことに有効です。

●改善アドバイス①運動
新陳代謝を上げるための早道は筋肉をつけること。そして筋肉を動かし続けることが重要です。ウォーキングのような長時間続けられる有酸素運動が効果的です。

●改善アドバイス②食事
食事の時間はゆったりと、しっかりよく噛むことで、満腹感を得られる工夫を。また、脂っぽいもの、味の濃いもの、からいものは胃熱（食欲旺盛な状態）をつくり出してしまいます。食べたい気持ちをグッと我慢し控えましょう。

●改善アドバイス③ストレス解消
ストレスをため込まず、リラックスのできる環境づくりを。ストレスなど心理的な負荷はドカ食いや間食のきっかけになります。ストレスを上手に解消することもダイエットには効果的です。

漢方の考え方

漢方では、食欲旺盛な状態を「胃熱」（胃に熱を抱えた状態）と呼びます。「胃熱」により過剰に食べてしまったことで太ってしまったり、便の水分を蒸発させてしまい、便秘になってしまったりします。
漢方薬は、過食や暴飲暴食を促す「胃熱」を生じる原因に働きかけることで肥満を改善していきます。

太ってしまう原因や脂肪のつき方・むくみ方、体質は人によってもさまざまです。あなたの肥満のタイプをチェックしてみませんか。よりチェックの多いものや、一番気になる症状があるものが、あなたにおすすめの処方です。

一番悩んでいる症状、あてはまる症状が多いものが
あなたのタイプかも！

つい食べ過ぎてしまう

食欲が旺盛な方だ

好きな味はこってり系、冬でも冷たいものを飲む

ニキビができやすい

防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）がおすすめ

ストレスで食べ過ぎる

食欲にムラがある

イライラしやすい

口が苦い

胸や脇が張る

大柴胡湯（だいさいことう）がおすすめ

疲れやすく、汗のかきやすい方の肥満やむくみに

疲れやすい、汗をかきやすい

大食いではないのに太ってみえる

胃腸が弱く、軟便・下痢気味である

むくみが気になる

防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）がおすすめ

6点の商品があります。