十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
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はじめに
「十味敗毒湯」は江戸時代の医学者 華岡青洲によって作られた処方です。化膿性の皮膚疾患や湿疹に用いられる漢方薬です。
症状・働き
ニキビなどジクジクと化膿した皮膚疾患は、皮膚への細菌感染などが原因です。血管から体液が滲み出ることで患部が腫れることもあります。
十味敗毒湯は膿などの余分な水分を排出することでジクジクとした初期の皮膚炎や湿疹を改善します。かゆみや熱をもったり化膿するおそれのある皮膚疾患にもお勧めです。
効能・効果
体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの次の諸症:化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫
服用期間
まずは1週間程お試しいただき、
効果実感があれば1ヶ月を目安に服用を続けることをお勧めします。
他の漢方薬
肌トラブルで用いることができる漢方は、他にもあります。
肌荒れ・イボには『ヨクイニン』、シミ・ニキビには『桂枝茯苓丸科加薏苡仁』、かゆみのあるカサカサ肌には『当帰飲子』がお勧めです。ご自身の症状に最もあう処方をお選び下さい。
注意点・併用
他にお薬を服用している場合は、確認のため、かかりつけの医師、
薬剤師または登録販売者にご相談ください。
生活アドバイス
体を清潔に保つことは大切です。毎日入浴することが好ましいですが、かゆみが強い時には熱いお湯などの強い刺激は避けましょう。また入浴後の保湿ケアなども心掛けください。ハトムギ、海藻類などの食材がお勧めです。