加味帰脾湯(かみきひとう)

「加味帰脾湯」は、眠りが浅く、疲れやすい方の不眠症にお勧めの漢方薬です。

漢方では、心身が疲労すると眠りが浅く、夢をよく見るようになったり、精神不安などの症状が起こると考えています。
加味帰脾湯は、体の栄養を補うことで心と体のバランスをとり、不眠症で浅い眠りや、疲れを改善し、眠りをサポートします。

体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症：貧血、不眠症、精神不安、神経症

まずは１週間程お試しいただき、
効果実感があれば１ヶ月を目安に服用を続けることをお勧めします。
漢方薬は朝、昼、夜ときちんと服用することによって、体の不調を改善し、身体が眠りのサイクルを取り戻し、不眠を解消していきます。
習慣性や依存性のある成分は含まれていません。

不眠の症状で用いることができる漢方薬は、他にもあります。
不眠症で疲れやすい方で眠りが浅い、あるいは寝ている途中で目が覚めてしまう、といった症状には『加味帰脾湯』、ストレスなどによるイライラで寝つきが悪いといった症状には『柴胡加竜骨牡蛎湯』が適しています。

他にお薬を服用している場合は、確認のため、かかりつけの医師、
薬剤師または登録販売者にご相談ください。

漢方薬の服用だけでなく、日常生活で、朝日を浴びる、同じ時刻に起床する、睡眠薬代わりにお酒を飲むことを控える、眠くなってから布団に入るなど、併せて行っていただければと思います。また消化のよいものを選んで、しっかり食べるようにしましょう。