五苓散(ごれいさん)

はじめに

五苓散は、二日酔いや水分を摂りすぎた方にお勧めの漢方薬です。また、頭痛や吐き気、むくみや下痢といった症状にも用いられます。

症状・働き

お酒を飲みすぎると、二日酔い、頭痛、吐き気、胸のむかつきやめまい、むくみなどの症状が現れます。漢方では、これらの症状は、体内の余分な水分によって引き起こされると考えています。
五苓散は体内に溜まった余分な水分を尿として排出することで、二日酔い、頭痛やめまい、吐き気、むくみを改善します。

効能・効果

体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔

(注)「しぶり腹」とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すものを指します。

服用期間

まずは4日程お試しいただき、
効果実感があれば1ヶ月を目安に服用を続けることをお勧めします。

※二日酔いには2~3日、水様性下痢・暑気あたりに服用する場合は、1週間を目安に服用を続けることをお勧めします。

他の漢方薬

むくみの症状で用いることができる漢方薬は、他にもあります。
お酒の飲みすぎでむくむ方には『五苓散』、疲れを感じやすく、むくむ方には『防已黄耆湯』、貧血・冷え症傾向でむくむ方には『当帰芍薬散』がお勧めです。

注意点・併用

他にお薬を服用している場合は、確認のため、かかりつけの医師、
薬剤師または登録販売者にご相談ください。

生活アドバイス

お酒・水分の過剰摂取は二日酔い、むくみの原因になります。適度な摂水・運動を心掛けましょう。二日酔いには、しじみの味噌汁や大豆が良いと言われ、海藻、みかん、お酢などもお勧めです。