疲れに効果的な漢方の選び方

    一般的な症状や対処法について

    疲れとは身体を守るための警告信号です。疲労の状態に陥ると、心身の反応が遅くなったり、集中力・注意力の低下が起きたり、手足がだるく、肩こりや腰痛が起こることもあります。
    エネルギーの産生にはブドウ糖、ビタミンB群、その他酵素など様々なものが関わっており、OTC医薬品の疲労改善では、エネルギーの産生を促すことを目的にビタミンB群を主体とした栄養素の補給が中心的に行われます。

    漢方の考え方

    漢方では、身体活動の源となるエネルギーを「気」と捉えています。気の産生には胃腸の働きを担う「脾(ひ)」と呼ばれる臓器が重要であり、「脾」が健やかであると、食欲が湧き、体も元気な状態になると考えています。また「脾」は「血」と呼ばれる栄養物質を生み出す源でもあります。
    食欲が落ちて元気の出ない状態を、漢方では「脾」が弱ったために気が上手く作れずに起こる疲労と捉え、「脾」の機能を高める治療を行い、症状を改善します。

    あなたの疲れのタイプをチェックしてみませんか。よりチェックの多いものや、一番気になる症状があるものが、あなたにおすすめの処方です。

    疲れ

    一番悩んでいる症状、あてはまる症状が多いものが
    あなたのタイプかも!

    慢性的に疲れがある

    補中益気湯
    • 朝起きるまでに時間がかかってしまう
    • 寝ても疲れがとれない
    • 手足がだるい
    • 軟便、下痢気味で食事がおいしく感じられない
    • 夏バテ

    ちょっとしたことですぐに疲れを訴えてしまう

    十全大補湯
    • 貧血
    • 手足の冷え
    • 食欲がなく、疲れが抜けない
    • 髪のパサつきや肌荒れが気になる

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